話し方教室「人を笑わせる能力、面白い話し方のポイント」

人を笑わせる能力

人を笑わせることができる力と聞くと、一般には必要がない能力のようにも思えます。しかし考えてみれば、笑わせる力とは、とても優れた能力に違いありません。

人を笑わせるという行為は、相手の心に働きかけることで可能になります。つまり、人を笑わせることに優れている人は、相手の心を動かす能力に優れている、そう言うこともできると思います。

そして、相手の心を動かす能力は、社会のどの場面においても重宝される力に違いないのです。

自分の話を相手に上手にイメージさせる

笑わせることが得意な人とは、「相手にイメージさせるのが上手」な人といえます。面白い話というのは、その話を具体的にイメージできるから面白い、と感じるものだからです。

たとえば、「この間、こんなことがあって、それが面白かったんだ」という内容の話があるとします。聞いている側は当事者ではないため、自分でイメージを作りながら、話を聞かなくてはなりません。

たとえ、どんなにその出来事が面白かったとしても、それを聞き手がイメージできなければ、面白いと感じることはできないのです。

そのため、相手を笑わせたいと思うのであれば、「なるべく鮮明なイメージ」を持ってもらうことが重要になるわけです。そして、相手に上手にイメージしてもらうコツとして、ご存じ「5W1H」があります。

つまり、話の中に5W1Hを盛り込むことで、相手は必要な情報を得ることができ、具体的なイメージを浮かべやすくなるのです。そうすることで、聞き手に、まるでその場面に居合わせたようにイメージさせることが可能になります。

ちなみに、この5W1Hは、笑わせるときだけに限らず、色んな場面で使える汎用性の高い話し方ですので、意識して使ってみてください。

人を笑わせる面白い話し方を身につけるには

人を笑わせる力は、とても優れた能力です。優れた能力だからこそ、人を笑わせることは、簡単なようでも、実は難しいものなのです。

でも、不可能ではありません。笑わせる能力を手に入れるポイントは、「いつも、面白い話をしようと思っていること」。これが、まず第一に、大事なことになります。

お笑いの人達は、四六時中、人を笑わせようと考えています。365日、四六時中です。それでやっと笑わせることができるのです。傍目には、ただ「バカをやっている」ようにも見えますが、実は努力しているのです。

私達は、お笑いの芸人サンではありませんので、365日、四六時中は、無理にせよ、それでも、しばしば面白い話しをしようを考えて、しばしば実践してみることが大事です。

そして、いろんな人に話をしてみて、受けなくてもヘコまずに、飽きずに続けることが肝心です。そうしているうちに、いつの間にやら、今よりずっと面白い話しができるようになるものです。

要は、何事も習得するには、根気!そういうことだと思います。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座委員会/会話・雑談力/学院長監修