話し方教室「交流分析を活用して、相手と息の合う会話やってみる」

交流分析とは

「人間関係を築くのが不得手」な人が、少なからずいるものです。そんな方のためのご参考に、今回は「交流分析」をご紹介しましょう。

交流分析とは、エリック・パーンという精神科医が開発した心理療法の理論体系です。

心理学を学んでいると、心理ポジション、エゴグラム、やり取り分析、ストロークなどの言葉をよく耳にしますが、これらは交流分析の言葉です。

交流分析の心理ポジション

心理ポジションとは、自分の「心理的な立ち位置」のことです。

・問題があっても話し合いで良い関係を維持できる(自他共に、肯定)
・問題があれば、相手が悪いと決め込む(自分は肯定、他人は否定)
・問題は自分が悪いせいだ、と落ち込む(自分は否定、他人は肯定)
・問題は相手のせい、かといって自分は何もできない(自他共に、否定)

立ち位置は、上記のように4つに分けられます。自分の成長によって、よりよい立ち位置、よりよい関係に変化していくことが大事です。

交流分析のエゴグラム

エゴグラムとは、人の反応の仕方を、親・大人・子供の3つに分類して、人の性格を理解することです。50問の質問に答えて、それをグラフ化することで、自分の性格タイプを知ることができます。

やはり、成長にしたがい、より望ましいタイプに変わっていくことが大事です。

交流分析の・やり取り分析

やり取り分析とは、相手と自分の状態(親・大人・子供)と、関わり方を分析します。

・コミュニケーションが続く・平行交流(お互いの期待する状態が同じ)
・コミュニケーションが途絶える・交差交流(お互いの期待する状態が異なる)
・本音と建前の・裏面交流

関わり方には上記の3つがあります。意図的に使えば、話を続けたり絶ったりできます。

交流分析のストローク

ストロークとは、相手を認めて反応することです。微笑む、挨拶、賞賛などをプラスのストローク。にらむ、叱責などをマイナスのストロークと言います。

プラスのストロークは心の栄養と考えられています。不足したり、マイナスのストロークばかりだと、やる気が低下し、自分や相手を否定して良い人間関係が築けなくなります。

交流分析を会話に活かすコツ

交流分析を会話に活かすには、まずは、プラスのストロークをたくさん相手に与えることです。そして、平行交流を意識することが大事になります。やりやすいことから始めればよいでしょう。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/交流分析/学院総長監修