話し方教室「話法のフレームワーク・TAPSを使って、人を動かす話し方を」

効果的な話法のフレームワーク

チームリーダーになって、人を動かして企画を推進しなければならないのに、なかなかメンバーが動いてくれない。

さて、どうしましょう?

そんな時は、問題意識が伝わり、聞き手の問題として行動を起こさせるような話し方が必要になります。

今日は、そんな時に効果的に使える「話法のフレームワーク:TAPS」をご紹介します。

TAPSの前にやるべきこと

期待通りに人を動かすための説明をするのですから、聞き手に対する深い理解が必要となります。また、聞き手からの信頼感も大事になってきます。

聞き手にどんな行動をしてもらうのかを考え、期待する行動を適切に設定します。そのために何を話すのか、話す内容や順番の効果的な計画が必要となります。

話法のフレームワーク「TAPS」とは

さて、そろそろTAPSのご説明をしましょう。TAPSとは理想(To Be)、現状(As Is)、問題(Problem)、解決(Solution)の頭文字からきています。

聞き手に行動の変容を促したい時や、問題解決のプレゼンテーションなどに使われる、話法のフレームワークです。コミュニケーションを通じて、相手が動き出さざるを得ないような思考へと導いていきます。

T(理想)は、相手の理想の姿、望む姿、なりたい姿を確認します。お互いに共通認識を持って、解決策を共に探していこうという姿勢を作ります。

A(現状)は、今はどうなのか現状を把握します。聞き手と共に、理想と現状との比較をして、現状を正しく認識してもらいます。

P(問題)は、理想と現状とが乖離している問題点を探っていきます。なぜ現状と違っているのか、数字やデータで具体的に示すことで問題意識を持たせ、解決しようという意欲につなげます。

S(解決)は、解決策を考えていき、納得のいく解決策を決めます。そして実行に移していくのです。

TAPSを用いたコミュニケーションのメリット

TAPSを用いることで、ストーリーができます。記憶に残りやすく、納得しやすくなります。

また同じ目線で理想、現状、問題、解決策を確認することになりますので、信頼関係もできてきます。ですから、こちらから相手に解決策を提示しても、受け入られる可能性が高くなるのです。

あがり症や話し下手な人でも、TAPSを使えば相手を説得しやすくなるはずですから、ぜひ活用なさってください。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京/ビジネス開発委員会/プレゼンテーション/学院総長監修