あがり症克服の話し方教室「あがり症必見!緊張をものともしないスピーチのコツ」

緊張をものともせずに話すコツとは?

何度やっても緊張でスピーチがうまくできない。そんな悩みをなんとかしたいと思ったことはありませんか?

今回は、初級~中級者向けに、「緊張をものともしないスピーチを実践するコツ」をご紹介したいと思います。

1.ルーティンを決めてスピーチする

メジャーリーグで活躍するイチロー選手は、毎朝同じカレーを食べることで知られています。このように毎日行う同じ習慣を”ルーティンワーク”と言いますが、話す時のルーティンを決めることで、目の前のやるべきことに集中できるようなります。

2.十分に準備をしてスピーチする

素晴らしいスピーチで観客を湧かせたスティーブ・ジョブズ氏も、スピーチの前は数週間前から何時間も練習を重ねていたといいます。

どのタイミングでどのようなことを話す、ということが分かっているだけでも、本番中は大きな心の支えになります。スピーチを成功させたいと思うなら、自信がつく程に入念な準備と練習をすることです。

3.具体的な目標をたててスピーチする

本番前に、わかりやすい具体的な目標を設定することが大事です。「頑張って、上手くやろう!」と抽象的な目標設定をする人は、緊張で失敗してしまうことが多いのです。

「ハキハキと話そう」、「ゆっくり話そう」と、わかりやすい具体的な目標を立てて、本番中はそれを意識することが肝心です。

4.小さなことにこだわらないでスピーチする

スピーチで緊張してしまう人の特徴として、小さなことにこだわることが挙げられます。そうすればするほど、スピーチの構成は複雑になり情報量も膨大になります。すると緊張したときには、その一つをミスしたり忘れてしまうだけで、更なる緊張を呼んでしまうのです。

少し残念な話をしますが、聴衆のなかであなたの話を「一字一句」聞き逃すまいと思いながら聞いている人は、99%いないでしょう。あなたが聴衆のときは、「ざっくりと話の要旨をつかむ」聞き方をしているのではないでしょうか。

ですから、話をするときも、要点を伝えられるようなスピーチを心がければいいのです。

5.深呼吸を入れてスピーチする

深呼吸はリラックス作用をもつ副交感神経を刺激します。緊張しているときは、交感神経が活発に働いているため、副交感神経を優位にさせることで緊張を少しほぐすことができます。

6.変顔でほぐしてスピーチする

緊張すると、人は体の筋肉が固くなってしまいます。普段は気にならないのに、大勢の前で話すと噛みやすくなる、という現象も表情筋のこわばることからきています。

表情筋をほぐすため、本番の前に顔を大きく動かすような表情をしたり、マッサージをするということは、意味のあることなのです。

7.Z型に視線を移動してスピーチする

スピーチをするときはよく、一人一人の顔を見ながら話すとよいといいます。しかし、これは人数が多くなると難しくなってしまいます。そこで、Z字を描くように、ジグザグに視線移動をします。

ランダムにリスナーの顔を見ようとすると落ち着きのないように見えてしまいますが、Z字をなぞるようにゆっくり視線を移動すると、自信があるように見える効果もあります。

8.うなずくリスナーに、語りかけるようにスピーチする

どこか会場のリアクションが冷たいな、と思うような場所でスピーチをしても、全体を見渡せば一人くらいは自分の話に笑顔で頷きながら聞いてくれている人がいるものです。

もし心の拠り所がなくなったと感じたら、その人とコミュニケーションをとるようなつもりで話してみましょう。

さて、ここまで緊張をものともしないスピーチの裏技を紹介してきましたが、一番重要なのはやはり入念な準備です。初級者や中級者は手抜きをしてはいけないのです。

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