話し方教室東京 入門講座|上司が部下を褒める、適切なほめ方!

叱るほどには、ほめていない上司

部下を持つと、部下の行動を指摘する、部下に注意する、という場面は増えますが、部下を褒めている上司はどれほどいるのでしょうか。きっと、叱るほどには褒めていないのが、多くの上司の現状でしょう。なかには、褒めようとしても「なかなかうまく褒められない」と感じる人もいるに違いありません。

そこで今日は、部下を褒める簡単なコツを述べてみましょう。部下を褒めることで、部下とのコミュニケーションも改善できます。

部下の「努力」を褒める

最も適切な部下の褒め方は、部下が努力してきたことを褒めることです。例えば、部下の能力では達成困難と思われたノルマを、土壇場で達成できたとしましょう。

そのような場合は、「○○君、おめでとう!無事にノルマが達成できたね。いつも、人より早く出社してきて頑張ってたもんな!大変ご苦労様!」とシンプルに褒めればよいのです。

部下としては、簡単に結果が出せた時よりも、自分の力を振り絞り、一生懸命努力して結果を出した時に褒められることが一番嬉しいものです。褒めるためには、普段から部下とコミュニケーションをとり、部下の行動を把握しておくことが大切になります。

照れないで、堂々と褒める

褒める時は、堂々と褒めましょう。注意することや叱ることが多いと、褒めることが難しく感じられるものです。普段褒めることが少ない上司は、褒めることに「照れ」を感じることが少なくありません。しかし、部下に対して照れながら不自然に褒めてしまうと、部下としては、あまりいい気がしないものです。

照れずに褒めるためには、部下が「努力した事実」を指摘して、それをストレートに讃える話し方をするのがコツです。そのためには、やはり普段から部下の仕事ぶりを観察していることがカギになります。部下の頑張りを見ていれば、ここぞという時に褒めることは難しくないものです。

上司の皆さん、部下を、褒めましょう!なんとしても、頑張って、褒めましょう!

■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)

■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会