話し方教室東京 入門講座|低い声で説得力!低音を出す発声・発音のコツ

低い声で話すトレーニング

テレビのニュースを見ていると、アナウンサーの声は全体的に低音であることが分かります。低い声で話をした方が、より落ち着きを感じさせるからです。一方、高い声は、低い声に比べると落ち着くがなく、説得力も低下する傾向にあります。

声の高い人が、低い声で話すためには、どのようにトレーニングすれば良いのでしょうか。

低い声で話すと相手は落ち着きを感じる

低い声には、雰囲気を落ちつかせる効果があります。アナウンサーと言う職業は、ニュース原稿を読むのが仕事です。低い声で原稿を読むことで、落ちついた雰囲気を出せるほか、言葉そのものに重みを持たせることもできます。そのため、普通の人でも大切な話をするときには、低い声で話すと効果的なのです。

声の低い人は、普段通りの話し方でも十分ですが、ややゆっくりと話すことで、より説得力を高めることができます。一方で、声の高い人が急に声を低くするのは難しいことでしょう。そこで、声を少し低くしたい方は、以下の「声を低くするトレーニング法」を参考に練習してみてください。

声を低くするトレーニング法

低い声で話すためには、肺の下にある筋肉である「横隔膜」を意識しながら話すことがポイントです。まず始めに、あごを下げ、口を開けて大きく息を吸い込みます。次に「あー」といいますが、始めに言う「あー」はやや高めに出します。

その後、徐々に声を低くし、声が低くなったら、数秒間低い声のまま「あー」と言い続けます。ポイントは、横隔膜に響くように「あー」という言葉を発することです。息が切れたら上記の手順を繰り返します。この手順を一日何度か繰り返してみてください。

もし難しいと思った方は、本学の話し方教室講座で声の出し方や話し方を訓練されるのがよいでしょう。そうすれば声に自信がつきます。説得力の向上のみならず、人とコミュニケーションを取ること自体に自信が深まることでしょう。

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