話し方教室「コーチングにおいて、知っておきたい〈上手な褒め方〉」

コーチングの際の「ほめ方」

コーチングは、相手を成長させるために行うものです。しかし人を成長させることは、難しいものです。

巷では、「褒めて人を伸ばす」と言われます。コーチングにもそんな要素があります。しかし、その「ほめる」ことがまた、なかなか難しいのです。

今回は、コーチングの際の、うまいほめ方のコツを述べてみましょう。

ストレートに、結果をほめる

ほめる時の基本は、良いと思ったことは、ストレートにほめることです。

例えば、ビジネスの場において、なかなか契約が取れない部下に、上司が営業スキルを高めるコーチングを行った結果、ようやく契約が取れたとしましょう。

こんな時は、「良く頑張ったな。これからもこの調子でよろしく頼むぞ」というように、ストレートにほめればよいのです。

結果は不十分でも、プロセスをほめる

コーチングを受けている側は、自分ではなかなか上達しているように感じられないことがあります。しかし、コーチから見ると、以前と比べると格段に上達していると感じる場合もあります。

このような時も、ほめることが大事です。

例えば、部下の営業成績の伸びはまだまだでも、お客さんへの対応がスピードアップしたと感じたなら、「○○君は、最近仕事のスピードが速くて、的確になったね。自信をつけてきたな!と、僕は感じているよ」と、ほめるのです。

自分では結果がまだ出ていない(契約が取れていない)と感じていた部下でも、「プロセス」をほめられることで、やる気もでるものです。適切なタイミングで褒めることが肝心です。

当然のことではありますが、「ほめる」ためには、相手をよく観察していることが大事です。よく観察をして、機会をとらえてほめてください。また、「ほめる」話し方を工夫するだけでも、コーチングに深みが出てきます。チャレンジしてみてください。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/コーチング・ほめ方/学院総長監修