会話・雑談の話し方教室「なぜか会話が止まってしまう!交差的交流が原因かも?」(話し方講座東京)

心が噛み合わないコミュニケーション

相手と会話を進める上では、相手の話を聞き、相手の話の内容を理解した上で受け答えを行います。これが、会話の話し方の基本です。しかし、場合によっては、お互いに相手の話を良く聞かずに、言いたいことだけ言ってしまうことがあります。これでは、コミュニケーションが成り立たない状態となります。

これを交流分析では「交差的交流」と呼んでいます。

交差的交流では、話が噛み合わない

交流分析における「交差的交流」では、お互いが自分の意見を押しつけ合う、頭ごなしに相手を否定する、相手の問いかけに対して嫌々ながら反応する、というような状況が見られます。

例えば、あなたが「悪いけど、テーブルを運ぶのを手伝ってくれませんか?」と相手に頼んだ時、「それくらい、自分一人で運んでよ!」というような答えが返ってくるのが、交差的交流となります。

このような状況が続けば、よい関係性は築けません。交差的交流が起きてしまう原因としては、イライラしているなど心に余裕がない、ひがみや甘えの心を持っている、ということが考えられます。交差的交流を防ぐためには、心に余裕を持つことが大切です。

交差的交流は、話の流れを止めたい時には有効

一見、不都合に思える交差的交流ですが、場合によっては、有効となることもあります。

例えば、あなたの子供が「宿題なんかやりたくない」と、長々と文句を言っているとしましょう。子供の話を辛抱強く聞くのも一つの方法ですが、「いい加減にしなさい!文句を言っているヒマがあったら、さっさと宿題を片付けなさい!」と一喝することもありでしょう。

そうすれば意外と速やかに宿題を始めます。交差的交流のプラスの面ですね。このように、交差的交流も有効となる場面があります。しかし、「良好なコミュニケーション」という観点からは多用しない方がよいでしょう。

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