話し方教室東京 教養講座|聴衆の記憶に残るアカデミック・プレゼンテーションにするには

最新のデータで聞き手の興味を引きつけるプレゼンを

聴衆が退屈に感じてしまっていたり、プレゼンターの話を忘れてしまっていたりというアカデミックプレゼンテーション(学術的プレゼン)をしている人は少なくない。では、そういったことを防ぐために、どのような対策があるのか、アシシュ・アローラ氏がスケッチ・バブルの記事で紹介している。

まず、オーディエンスを引きつけるためには、過去のデータよりも、最新のものを示して話を進めるほうが、斬新で記憶に残りやすい。アカデミックプレゼンテーションは、データも含め、オーディエンスにとって価値のある内容にしておくべきだ。

また、スライドというものは、あなたのプレゼンテーションを補完するものだという認識を持っておくと良い。スライドに文字をつめ込みすぎると、オーディエンスがあなたの話を聞くのではなく、スライドを読んでしまうからだ。

プレゼンテーションの練習では客観的評価を

プレゼンテーションを準備することは非常に重要なことである。家族や友人、そして同僚などの前で練習を行い、フィードバックを求めると良いだろう。もし見てもらう人がいない場合は録音などを行い、自身を客観的に評価する方法もある。

また、プレゼンテーションの終盤には、Q&Aの時間を設ける人が多いが、しっかりとオープンに対応するべきだ。

「なぜ、あなたはAではなくBのメソッドを用いたのか?」という質問では、オーディエンスはBが正しいと思っていることが明白だ。しかし、彼らは批判をしたいのではなく、もっと何かを知りたいと思って質問をしているということを、しっかり認識しておくと良い。

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