話し方教室東京 教養講座-難しい質問や問いかけにうまく対処するコツ!

答えられない「質問」への回答法とは

取締役会、ビジネスピッチ、採用面接などビジネスコミュニケーションにおいては、質疑応答は避けられない。
そこで、「ファーストカンパニー」では、難しい質問への対処法について述べているのでご紹介しよう。

もし、答えられない質問をされた時、まずは自分が知っている情報を答える。相手の質問に対する正確な答えが分からなくとも、おそらく、トピックに関する知識や情報は多少なりとも持ち合わせているだろう。

また、質問には、相手と同じレベルで答える。質問が詳細かつ具体的である場合は、質問と同じレベルまで掘り下げて回答するのがよい。

回答をしても、質問が続く場合の対処法とは

しかしながら、回答をしても全ての疑問を払拭できないことがある。

相手の質問レベルに合わせて自分の知っている情報を伝えても質問が続く場合や、より詳細な情報が必要とされる質問に直面した場合の対処法は、どのような情報であれば疑問を払拭できるかを相手に確認することである。

答えたくない質問への対処法とは

答えたくない質問や回答を控えたい質問をされた時、質問の話題を強引に別の方向へ変えたり、質問自体を無視したりしてはいけない。

可能な限り簡潔に回答し、自分の主張に焦点を置く。また、別のアプローチでは、相手の質問を置き換える。相手の質問に十分に近い意味合いで、自分が答えられる質問に変換して答える。

なお、質問には肯定的に答える。質問に否定的な言葉や表現が用いられている場合であっても、回答では肯定的な言葉や表現を意識する。

例えば、「このプログラムは失敗ですか」という質問に対して「プログラムは成果が出始めたところです」と答える。「プログラムは失敗ではありません」と否定的な表現は使わない。

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