話し方教室東京 教養講座-チーム・プレゼンテーションで、経営幹部を説得せよ!

経営幹部を説得するビジネスプレゼンテーションとは

「スマートブリーフ」では、ビジネスプレゼンテーションにおいて経営幹部を説得するには、チームでの情報共有、パワーポイント資料の位置付け、チーム編成や役割分担を意識すべきであると説明している。

まず、前提として、チーム全体でプレゼンテーションのテーマ(議題)を共有したうえで、一人一人が正確に内容を把握する。そして、課題や問題について詳細かつ綿密に分析を行う。

チーム内でプレゼンテーションのテーマが共有できておらず、各メンバーのテーマに対する理解が曖昧であり、お粗末な分析に終始していては経営幹部を説得することは不可能である。

チーム・プレゼンテーションのチーム編成ポイント

チームを編成する場合は、特定の分野に長けている人、専門知識や技術が豊富な人、リーダーシップを発揮できる人など得意分野や強みが異なるメンバーを集めると良い。メンバーの能力・スキルが異なると、チーム内で個々が強みを活かした役割を果たせる。

それぞれが他者より秀でた能力・スキルを活かして役割を担うことにより、熱意、責任、自信は高まる。得意分野において自信をもって最高のパフォーマンスを発揮でき、結果、プレゼンテーションの成功につながる。

また、個々の能力・スキルを合わせることで、革新的なソリューション、斬新なアイデアが生まれる可能性が増すという。

パワーポイントは情報を絞る、文字だらけにしない

プレゼンテーションにおいて、パワーポイント資料は補助的な役割を担う。しかしながら、文字だらけの情報過多なスライドは読みにくく、分かりにくい。聞き手の興味・関心も損なってしまう。

つまり、情報過多なパワーポイント資料は「death-by-PowerPoint(パワポ死:プレゼンテーションを聞くと聞き手が退屈になる現象)」を引き起こす。

スライドの半分は、現状、問題や課題に関する分析を提示すると良い。そして、残りのスライドは解決策に焦点を置く。経営幹部が最も聞きたい情報はアイデアであり、解決策を求めている。

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