話し方教室東京 教養講座-人は1秒間に3音節から6音節を発声する、その起源は産声!

産声が言語における音節の始まり

カリフォルニア大学、ボストン大学などの研究チームは、「ニューロン」にて、発話はリズミカルなパターン化された運動であり、産声(泣き声)をあげることで呼吸と鼓動を同調させ、一呼吸ごとに音節を発することが可能になると発表した。

それゆえ、あらゆる言語において、1秒間に3音節から6音節を発するのは、産声や泣き声に音節の起源があるからだという。

新生児は呼吸のリズムに合わせて、泣き声をあげることができる

今回、研究チームがマウスを用いた動物モデル実験を行ったところ、生まれたばかりのネズミは、脳幹細胞のクラスターによって呼吸数の増減にあわせて心拍数を調整し、呼吸のリズムと泣き声のリズムを同調させることが認められた。

これは、人間の新生児・乳幼児が泣く、人間が言葉を話すといった行動にも当てはまるという。生まれたばかりの子ネズミにある脳幹細胞のクラスターに類似した細胞は、人間の新生児の脳にも存在する。

人間の新生児は、この細胞群によって、一呼吸ごとに発声と非発声が交互に現れ、呼吸のリズムに合わせて泣き声をあげることができるという。

人は泣く行為を通じてコミュニケーションでの呼吸と音節を習得している

泣き声と呼吸を同調させる脳細胞は言語機能において重要な構成要素となり、研究チームは、これこそ、言語の基盤となる神経細胞(ニューロン)ネットワークであると推測する。

人間脳には、言語に関与する脳細胞、呼吸に関与する脳細胞に重複する領域があるが、この重複する領域によって、呼吸と泣き声が同調でき、一呼吸ごとに音節・シラブルを発することにつながるという。

つまり、言語における音節の起源は産声に始まる。産声、新生児・乳幼児期の泣く行為を通じて呼吸と泣き声を同調させ、コミュニケーションにおける呼吸と音節(拍・リズム)を習得する。

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