話し方教室東京 教養講座-話し方・伝え方で、あなたの印象が決まる!

相手に与える印象を決定づけるものは「話し方」

自分自身の第一印象に最も影響する要素は、服装、態度、立ち振る舞いといった視覚的情報、つまり見た目です。しかし、それ以降の印象を決定付ける要素は、話し方や物事の伝え方になります。

リーダーズ・ダイジェストに「女性が話す際に避けるべきフレーズ」の記事がありました。英語のフレーズですが、役立つ内容だと思いますのでいくつかご紹介しておきましょう。

ビジネスで使わない方がよい「話し方のフレーズ」

1.「If only I~(私にも~あれば、私にも~できたら)」
これは謙虚な表現と思われがちですが、相手には否定的な意味に受け取られることが多いのです。例えば、ビジネスの場面なら言及する職務を遂行する能力・スキル、役職・立場が不十分であると受け取られ、弱い印象を与えます。ですから、なるべく「I am」「I will」と表現するようにします。

2.「I’ll try~(とにかくやってみます)」
これも自己の能力・スキルに自信がないとの意味合いになります。「Try」は消極的で否定的な態度を表します。それゆえ、「I’ll get started right away and be back to you ASAP(すぐに取り掛かり、早急に連絡します)」といった表現を使うことにより、自信を伝えることが可能になります。

3.「ums(うーん)」「So(このような、そのような)」
パブリックスピーキングにおいては、基本的に間投詞は用いない方がよいのです。使い勝手はいいのですが、洗練されていない言葉ですし、その多用はプロフェッショナルではない、新人のように頼りない印象を与えてしまいます。

4.「Does it make sense?(意味が分かりますか、ご理解いただけますか)」
これは、話の内容に対する確信が弱く、話し手の自己喪失や自己不信を表わすものです。ビジネスなら、相手に対して、自己の専門知識や技術、業務経験の少なさを露呈してしまいます。そこで、話し手が話の主導権を握りつつ、相手の理解度を確認する場合には、「I trust you are following me(ここまで理解できていますか)」を使います。

話し方教室の視点「2つの『コミュニケーションスキル』訓練を!」

「人は、見た目が9割」という人がいます。これは第一印象を指しています。一方で「話し方、伝え方がすべて」という人もいます。これは、第二印象、第三印象を指しています。

結論を申せば、良い印象形成には「見た目をキチンと良くして、話し方に充分気をつけること」が大事、ということになります。当然と言えば、当然のことです。

蛇足になりますが、専門的に解説すれば、前者を「ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション」、後者を「バーバル(言語)・コミュニケーション」といいます。この2つのコミュニケーションスキルをキチンと磨くことがプロのビジネスマン、ビジネスウーマンとしての印象形成に不可欠、ということになるわけです。皆さんも、心して取組んでください。

■ 記事関連・話し方講座/仕事で必須の2大コミュニケーション能力開発・話し方教室

■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教養講座・スタッフ委員会