話し方教室東京 教養講座-議論・交渉で、自分のメッセージを相手に正しく伝える秘訣!

準備なしで臨む議論や交渉では不安が生じる

「ビッグ シンク」では、コミュニケーションスキル向上の効果的な方法について、アドバイスしている。その中で、正しく伝えるための「感情のコントロール」と「文章の構成」についてご紹介してみよう。

準備なしで議論や交渉などに臨むと緊張のため不安が生じやすい。これは、相手が自分をどのように評価し、判断しているかという疑問を無意識に感じている可能性があるからだ。

自分の話を録音し聞き手になって聞く、それで過剰な自意識はなくなる

そこで、自分の「プロジェクト」や「目標」などについて、1~2分程度スピーチし、録音・再生してみる。相手がいなければあまり緊張することはなく、判断されているという感覚も消え、冷静に状況を伝えることができるようになるだろう。

実際のところ、相手はそれほど深く考えて話を聞いているわけではない。自分の過剰な疑念を振り払うためには、自分が聞き手になってみるという方法は有効である。

伝わりやすい文章構成は、シンプルがポイント

また伝わるように内容を意識することも大切だ。伝わりやすいのは、明瞭な要点と簡潔な文章で、その方法として「What-So What-Now What」がある。

たとえば新製品開発の説明であれば、何を(What)、なぜ必要か/重要か(So What)、それで何をするべきか(Now What)というシンプルな構造だ。

これは文章を構成する手法だが、スピーチやメール、フィードバックなどあらゆるものに活用されている。

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