話し方教室東京 教養講座-英語のプレゼンテーションで注意すべき表現・フレーズについて

英語のプレゼンテーションで避けたい表現とは

「CNBCメイクイット」では、プレゼンテーション、スピーチなどのパブリックスピーキングにおいて、「弱い言葉」「弱い表現」を避けるように助言している。

話し手が「弱い言葉」「弱い表現」を多用する場合、聞き手に対して、自信のない印象を与える。また、聞き手にとって、説得力のない内容となる。今回は、英語によるパブリックスピーキングを例として、避けるべきフレーズを紹介してみよう。

ネガティブ表現や、聞き手に理解を確認する表現に注意する

基本的にネガティブな表現は避けるべきである。特に、「Sorry(すみません)」は、話し手に非がある時に使う表現であるが、無意識のうちに口をついて出ることも多く、注意する必要がある。

パブリックスピーキングにおいて、話し手が「Sorry」を含む表現を使った場合、聞き手は何に対する謝罪なのか分からず、混乱してしまう。そこで、「Excuse me(すみません)」と言い換える。

聞き手の理解度を確認するため、「Does that make sense?(ご理解いただけましたでしょうか)」と問い掛けることは少なくない。

しかしながら、この表現は多用し過ぎると、聞き手に対して、話し手の自信のなさを露呈してしまう。自分の考えやアイデアが不完全である、自分の考えに確信が持てない印象を与え、話し手に対する信頼・信用は下がるという。

そこで、その代わりに「What are your thoughts?(これについて、どのように思われますか)」「I’d like your input on this.(これについて、ご意見をお聞かせください)」との表現に置き換えてみると良い。

曖昧な表現、意志が弱い表現に注意する

曖昧な表現、意志が弱い表現を用いた場合、確信度が下がり、曖昧さが増す。例えば、「maybe(おそらく、たぶん)」があると、優柔不断で煮え切れない印象を受ける。

また、「I think~(~と思います)」は、自分の考えに確信が持てず、曖昧で少し弱い意志表現となる。「I believe~(~と思います)」と比べて確信度が下がるという。聞き手にしっかりと意思表示をするには、「I believe」を使う。

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