話し方教室東京 教養講座-未熟な印象を与えるプレゼンテーションを卒業せよ!

聞き手が話し手に敬意を示し、信頼をよせるプレゼンテーションを

「ストリート レジスター」では、プレゼンテーションにおいて、聞き手に対して悪い印象を与える言動について取り上げている。

人の印象は、言葉や行動によって形成される。つまり、自分の発する言葉、話し方、所作や振る舞いが相手に与える印象を左右する。

プレゼンテーションの目的は「情報伝達」「説得」であるが、話し手が聞き手に影響を与えるうえで「敬意」と「信頼」が欠かせない。つまり、パブリックスピーキングにおいて、聞き手が話し手に敬意を示し、信頼を寄せることが重要になる。

話し手と聞き手に信頼関係が構築されると、話し手の真意は、明瞭簡潔かつ正確に伝わるという。

未熟なプレゼン①:スライド資料に、文章がびっしり書いてある

スライド資料など視覚的ツールは補足的な役割である。そのため、スライド資料は、明瞭簡潔を意識する。伝えたい情報のポイントを押さえ、キーワードやキーフレーズなどを中心に箇条書きでまとめる。決して、長々とした文章で表現しない。

例えば、プレゼンテーションにおいて、話し手が、終始、文章がびっしり書かれたスライドを見ながら、それを読み上げる場合、聞き手は時間の無駄と感じるだろう。話し手の話を聞く価値はなく、ただ、スライド資料を読むだけで済む。また、話し手に対して、未熟な印象を持ってしまう。

未熟なプレゼン②:つなぎ言葉や専門用語を多用する

「あー」「えっと」といった「つなぎ言葉」は、無意識的に口癖のように口に出してしまうことが多い。しかしながら、「つなぎ言葉」が多くなると幼い印象を与え、さらに、話が聞き取りにくく、曖昧な内容となる。

また、ビジネス用語や専門用語は、話の内容を深め、話し手の言葉に重みを持たせると思われがちであるが、聞き手の正しい理解を妨げる要因にも成り得る。したがって、これらの言葉を使用する際は、話し手と聞き手において共通認識・共通理解があることが前提となる。

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