話し方教室東京 教養講座-スピーチには事前準備と練習が重要である!

(画像はPixabayより)

知識があれば、準備なしでも上手くスピーチできる?

「CPA カナダ」では、パブリックスピーキングにおいて、事前準備ならびに練習が重要であると説明している。

話し手としてパブリックスピーキングのテーマや主題に関する知識をもち、コンテンツに精通しているため、自分は準備なく即興で話せると思っている人は少なくない。

スピーチは事前準備なしで行うべきではない

しかし、実際のところ、即興で話をうまくまとめ、要点を漏らさず明瞭簡潔に話すことは困難である。話が脱線してなかなか本題に辿り着かなかったり、話が支離滅裂になったりするケースは珍しくない。事前に全く準備をせず、その場の思い付きで話すべきではないのだ。

パブリックスピーキングでは、事前に準備をしたうえで臨む。まず、話のアウトラインを書き出し、論点や重要事項を整理する。あわせて、徹底的に聴衆分析を行い、聞き手に対する理解を深める。聞き手の注意を引き付けるには、聞き手の興味・関心の対象、ニーズ、知識レベルを正しく把握する必要がある。

声に出して練習を繰り返しスピーチを改善していく

そして、声に出して練習を繰り返す。声に出すことで自分の発する言葉を自分で聞き、聞き手への聞こえ方が分かる。練習を通じて不自然な言葉や不明瞭な表現を修正し、情報量を調整しながら、より分かりやすいパブリックスピーキングに改善していく。

なお、一字一句全てを原稿に書き、原稿を丸覚えして一字一句完璧に言おうとする話し方、原稿をそのまま読み上げる話し方は避ける。単調で不自然な話し方となり、聞き手の興味・関心は薄れてしまう。

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