あがり症克服の話し方教室東京-人前で話す時の緊張・あがり症を克服する一つの方法!

人前で話す緊張・不安・恐怖を軽減する一つのアプローチ

「ザ フィラデルフィア トリビューン」では、パブリックスピーキング(人前で話すこと)に伴うストレスを軽減するアプローチとして「マインドフルネス」を紹介している。

マインドフルネスの習慣化によって、パブリックスピーキングに対して抱く不安や恐怖心を軽減できるといっている。

例えば、スタンフォード大学の8週間のマインドフルネス メディテーション コースを受講した弁護士は、マインドフルネスが習慣化して、法廷での裁判、他者からの評価、失敗に対する恐怖が軽減したという。

マインドフルネスとは何か

マインドフルネスとは、自分自身に起きている事象に意識を集中させ、自分の感情・思考・感覚を冷静に自己認識したうえで現実を受け入れることと定義される。

複数の研究論文によると、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)をはじめ、マインドフルネスの8週間プログラムは、ストレス軽減、人間関係の改善などに効果をもたらすとも報告されている。

あがり・緊張によって起こる無意識な身体反応を意図的にコントロール

特に、人前で話すなど特定の状況に対して不安、恐怖、ストレスを感じる場合、マインドフルネスは効果的である。マインドフルネスを通じて、その状況を冷静に受け止め、対処する術を身に付けられる。

緊張、恐怖や不安が極限状態に達すると、赤面、手汗、手足の震えなど無意識的な身体反応が現れてしまうが、マインドフルネスによって感情や行動をコントロールでき、無意識な身体を意図的にコントロールできるようになる。

マインドフルネスコースを受講した弁護士によると、不安な感情に気が取られた時、気分が動揺した時、「大した問題ではない」と自分に言い聞かせて冷静さを取り戻せるという。マインドフルネスにて気持ちを落ち着け、不安な感情にさせる事象に対して冷静に向き合え、受け入れられる。

マインドフルネスは、なにより習慣化が重要である。複数の研究では、マインドフルネスを8週間継続すると脳の扁桃体に変化がもたらされ、特定の状況に対する恐怖や不安が軽減すると報告されている。

感情の中枢である扁桃体は、恐怖や不安に深く関与する。例えば、パブリックスピーキングに際して胃が痛くなり、鼓動が速くなった時、不安から生じる反応と捉えるのではなく、気を引き締めるための反応と考える。

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