話し方教室東京 教養講座-スピーチやプレゼンテーションで、聞き手の注意を引き付けるコツ!

パブリックスピーキングでの「間」の効用

「ガルフニュース」では、パブリックスピーキングにおいて聞き手の注意を引き付けるうえでインパクトのある話し方が重要になり、話の「間」が効果的であると紹介している。

パブリックスピーキング中、最適なタイミングで沈黙の時間、つまりは話の間を入れることにより、聞き手は注意散漫にならず、最後まで集中して話し手の発する言葉に耳を傾け続けられるという。

自分が話したい内容ではなく、聞き手が聞きたい情報を伝える

普通の一方的な話、独りよがりの話は、聞き手にとって退屈で面白くない。聞き手の興味・関心は薄れ、話し手のメッセージは響かない。

しかしながら、多くの話し手は、相手が知りたい内容ではなく、自分が話したい内容を伝えている。聞き手の要望やニーズを無視して話し手自身の考えを押し通そうとする。

そこで、パブリックスピーキングでは、聞き手が求める情報を伝えることが重要になる。

聞き手にインパクトを与え、聞き手の注意を引き付ける「間」

適切なタイミングで話の間を取ることで、聞き手に強いインパクトを与えられ、注意を引き付けられる。とりわけ、冒頭の間は、非常に効果的である。聞き手の前に立ち、すぐに話を始めるのではなく、10秒から15秒程度の間を置いてから話し始めると良い。

最初のうちは居心地が悪く、落ち着かないだろう。話し手にとって、沈黙の時間は長く、数秒が数分に感じるかもしれない。ただ、聞き手に対するインパクトは絶大であり、聞き手の注意をしっかりと集めたうえで話を始めることができる。

あわせて、「WOW factor(人を感動させるような要素)」やボディランゲージがあると、インパクトが強まり、聞き手の記憶に残りやすくなる。

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