話し方教室「顔文字評価で子供の感情を正確に把握できる!」

顔文字は、大人に子供の感情を伝えることを助ける

エクセター大学医学部の研究チームは、幼稚園教員など4歳前後の子供に関わる職業の従事者にとって、感情を表現した顔文字に基づき、子供の幸福度や満足度を把握することは有益であると推奨している。

年齢の低い子供の感情は複雑であり、顔文字(嬉しい、普通、悲しい)は、大人に対して子供自身の感情を伝えることを助けるという。

絵文字により学校生活の感情を評価

エクセター大学医学部の専門家らは、学校生活における感情の度合いを測る目的で、学校調査票「The How I Feel About My School questionnaire」を作成した。

子供は、登下校、教室、校庭など学校生活における7つの状況にて抱く感情や感情の度合いを3種類の顔文字にて評価する。顔文字は、学校生活における感情(嬉しい、普通、悲しい)の度合いを反映しているという。

また、同大学児童青年精神医学のタムシン・フォード教授は、子供よりフィードバックを受け、絵文字のデザインを指導した。

絵文字評価のメリット

保護者や教員は、子供自身の評価より僅かに高く、子供の幸福度や満足度を点数評価することが分かった。

フォード教授は、全ての年代の子供が、大人に対して、自身の感情を正確に伝える為に単純明快な方法が必要となったと述べている。絵文字評価により大人と子供の評価差は解消でき、教員の学級経営能力が改善できるという。

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