話し方教室「科学の進歩で、まったく動けない患者とも対話ができる」(話し方ニュース東京)

ロックイン症候群患者との「対話」に成功

動けなくても、話せなくても、人と対話することが可能になる。1月31日の「プロス・バイオロジー」では、「ロックイン症候群」患者の脳に特殊デバイスを用い、対話に成功したという研究成果が発表された。

今回の研究成果は、スイス・ジュネーブの神経科学者、ニールス・ビルバマー医師が発表したもので、4人のロックイン症候群患者に対し、脳波と血流を測定する特殊なコンピュータを使って、質問に「YES」「NO」の回答を引き出すことができたというものだ。

ロックイン症候群は、筋肉の萎縮と低下により、体が動かせなくなる神経変性疾患。発生すると進行が速く、目も動かせないため意思疎通を図ることも困難である。

しかし今回の発表で、外界との通信が完全に遮断されてしまった彼らに、新たな希望が生まれたわけだ。

患者は動けなくても、理解している、心がある

患者たちはまったく動けないにも関わらず、地理上の質問や、家族の名前などを正確に理解しながら答えており、さらには「生きていてよかった」とも回答している。

これは家族にとっても嬉しいことだ。研究者らは、長年患者の意思解読・技術開発に努めてきたが、今後も多くの患者で結果を検証する必要があると述べている。

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