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世界の話し方教室:未就学児の語彙学習では、昼寝により記憶が定着する

 
学習後、昼寝をすることにより、幼児の記憶力は向上
アリゾナ大学の児童認知研究室は、「journal Child Development」にて、未就学児の暗記学習や知識習得において、昼寝が重要な役割を担っていると発表した。

特に、未就学児が語学を学習する場合、学習後の昼寝は効果的であると述べている。学習後、昼寝をすることにより、幼児の記憶力は向上し、新たな知識が定着するという。
 
画像:Pixabay
 
語彙学習と昼寝の効果との関係
研究チームは、昼寝が習慣である(週4日以上)、不規則に昼寝をする(週3日以下)あるいは全く昼寝をしない3歳児を対象に、語彙学習と昼寝の効果を対比調査した。

学習後の昼寝有無や昼寝間隔や時間など異なる条件が設けられ、子供は24時間空けて同じ内容の語彙テストを2回受けた。

新たな語彙を学習した後に、最低30分の昼寝をした子供は、昼寝の時間を取らなかった子供と比べ、新たな語彙の意味をより理解している傾向にあったという。

また、昼寝をする場合、学習後1時間以内に昼寝をした子供は、最低5時間空けて昼寝をした子供より、学習した語彙が記憶に定着していた。

睡眠により新たな知識が脳波により活性化、記憶として形成
研究チームは、学習における昼寝の効果が、徐波睡眠(睡眠のうち最も深い眠り)によってもたらされると考える。

徐波睡眠は入眠後、最初にくる深い眠りであり、ノンレム睡眠(深い眠り)のうち最も深い段階の眠り(熟睡)であるといわれる。

研究チームのレベッカ・ゴメス(Rebecca Gómez)准教授は、徐波睡眠とノンレム睡眠にて、新たな知識が脳波により活性化され、記憶として形成されると述べている。

昼寝は夜の睡眠時間の補完
3歳前後は昼寝習慣が変化しやすい時期であり、年齢が上がるにつれて昼寝をする子供は少なくなるといわれる。

ゴメス准教授は、親が子供の昼寝習慣に一喜一憂する必要はなく、一日の睡眠時間として10~12時間を確保することが重要であると説明している。

合わせて、昼寝は睡眠時間の補完であり、夜の睡眠が不十分である場合、昼寝により一日の睡眠時間を補うように補足している。

■外部リンク
THE UNIVERSITY OF ARIZONA
https://uanews.arizona.edu/


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