話し方教室「自分の発言を減らして、相手の話を聞こう」(話し方ニュース東京)

対話ではなく、一方的な意見・発言が蔓延している

カソリック系ウェブサイト・パテオスは2月16日、もっと相手の言葉を聞こうと力説するサバンナ教区のパブロ氏の意見を掲載した。

氏は子供の頃祖父から聞いた「人間はたくさんしゃべると馬鹿なことを言いやすい」という言葉に同感し、「よく話を聞くことの方がたくさん話すより良い」とする。

しかしここ数十年、個人が自分の意見を表すことのできるメディアが急速に増加した。おかげで現在はたくさんの人が繋がっているが、多くの人はコミュニケーションをしていない。

二人の人間が対話する技術は失われ、事実を公平に議論することではなく、多くの場合一方的な発言で相手を言い負かすことに置き換えられてしまったようだ。意見の相違が個人攻撃に発展することも多い。

建設的で効果的な対話のためには、相手を尊重すること

建設的で効果的な対話を構築していくためには、まず相手の立場を理解する必要がある。相手だけではなく、自分の立場をよく理解することも必要だ。

仮定で相手の価値判断をするのではなく、事実を知ることが必要だ。反対者の議論に耳を傾けて、相手の個人的な信念は尊重する必要がある。

理解することは必要だが、賛成することは必要ではない。相手も自分と同じ人間で、違った環境の出身で違った考え方はしているが、自分と同じように尊重されることを期待しているのだ。

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