話し方教室「ソーシャルメディアの発展と政治に対する知識の関係」(話し方ニュース東京)

人々は仲間やソーシャルネットワークにより幅広い情報を得ている

国際コミュニケーション学会が発行する「コンピュータを利用したコミュニケーション」誌に4月11日、ソーシャルメディアの利用とニュース探索・政治学習の関係についての研究論文が掲載された。著者はウィーン大学のスニガ博士ら。

最前線のソーシャルメディアの利用により、人々は日々ニュースにさらされている。周囲の仲間やソーシャルネットワークによって幅広い情報を得ているため、自ら積極的にニュースを探索する必要がないと認識している人も少なくない。

著者らはこうした状況を“「ニュースが私を見つけてくれる」認識”と命名。ニュースの探索と政治の知識に対する相関を調べた。いわば“「ニュースが私を見つけてくれる」効果”に関する研究だ。

ソーシャルメディアの時代も、ニュースを自ら探索すること

アメリカにおけるパネル調査の結果、「ニュースが私を見つけてくれる」と考える人は、従来型のニュースソースを利用しない傾向にあり、徐々に政治に関する知識が少なくなることがわかった。

ソーシャルメディアにおいてニュースに触れることは肯定的な捉えられ方をされているにもかかわらず、“「ニュースが私を見つけてくれる」認識”は、実際のところ政治に対する学習を促さないことが明らかになった。

同研究は、ソーシャルメディアが発展している現代でも、ニュースを自ら積極的に探索することが、政治に関する知識を高める最もよい方法であると示唆している。

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