話し方教室「第二言語による会話は、思考力を高める」(話し方ニュース東京)

第二言語による会話がもたらす影響

ポンペウ・ファブラ大学(スペイン)のアルベルト・コスタ教授は、「カレント・ダイレクションズ・イン・サイコロジカル・サイエンス」にて、第二言語による会話が意思決定・決断力や論理的思考力を鍛えると発表した。

自然と身に付く言語が母語、意図的に努力して習得した言語は第二言語

言語は習得過程より、第一言語である母語と第二言語に分類される。幼少期に自然と身に付いた言語が母語であり、意図的に努力して習得した言語は第二言語とされる。

例えば、国際結婚、海外駐在など複数言語が自然と身に付く環境にて幼少期を過ごしたことにより言語間のバランスが保たれ、複数言語を母語として習得できる。

第二言語は、意思決定・決断力を高める

コスタ教授が率いる研究チームは、第二言語による会話が意思決定・決断力に対して与える影響について調査を実施したところ、第二言語は意思決定・決断力を刺激することが認められた。

第二言語として意図的に習得した場合、母語以外の言語は直感力や洞察力ではなく、合理性や理性に基づく。論理的観点から話すことは簡単ではないが、一方、意思決定・決断力は鍛えられる。

第二言語は、論理的思考力も高める

第二言語は、意思決定・決断力の向上に伴い、論理的思考力(ロジカルシンキング)も高める。第二言語を話す場合、母語に基づく行動様式を抑制する必要がある。行動様式の抑制には論理的思考が求められる。

また、論理的思考が身に付くことにより、論理的な誤りが生じる確率が下がる。論理的な誤りは、因果関係が薄い事象の結び付け、無理な論理展開を要因に生じている。

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