話し方教室東京 ニュース|聴覚障害者に対する警察のコミュニケーション改善!

警察のコミュニケーション改善への取り組み

WMCアクションニュースファイブ・ドットコムは10月12日、米国メンフィス警察が聴覚障がい者へ対するコミュニケーションの改善に取り組み始めたというニュースを報じている。

警察官と聴覚障害者のコミュニケーションを円滑にするもの

今年9月、オクラホマシティで警察官が職務中、耳の不自由な男性に対し命令に従えなかったとして発砲するという惨事が起きた。警察の対応に批判が高まる中、テネシー州メンフィス警察がろうあ者のコミュニティー団体ディーフ・コネクトと協力し、対応の改善に取り組み始めた。

これにより200人以上の警察役員が基本的な手話を学ぶほか、聴覚障がい、及び難聴者への注意カードを携帯させることになった。警察官と聴覚障がい者のコミュニケーションを円滑にするためのもので、職務への協力や警告内容、ヘルプやコミュニケーション手段など、イラスト入りで双方に分かりやすく記されている。

コミュニケーション手段としての「カード」の秀逸さ

ディーフ・コネクト代表は、コミュニティーの人々がかねてより司法に対し不満があることを認識しており、オクラホマシティで起きたような事件の再発を防ぐためにも、コミュニティーと警察は協力するべきだと強く意識していると語る。

メンフィス警察でも、カードは単純だがコミュニケーション手段として最良の方法だといい、また警察官への訓練の結果、彼らに対する意識や対応の仕方が大きく変化したという。

■ 記事関連・話し方講座/仕事で必須の2大コミュニケーション能力開発・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会