話し方教室「AIで会話は成立しても、人間関係は壊れていく」(話し方ニュース東京)

AIが、煩わしい人間関係のコミュニケーションをこなすとどうなる?

アフリカとインドでニュースを配信するクオーツは12月4日、ソーシャルメディアに登場し始めたチャットボットが人間関係を破壊するとの意見を掲載した。

アメリカの小説家レイ・ブラッドベリが1949年に出版した「マリオネット株式会社」をご存じだろうか。

人間そっくりの人形が自分の代わりにわずらわしい人間関係のコミュニケーションまでこなしてくれるという話だ。妻さえ人形の相手をしているとは気づかず、会話は成立するが結果として人間関係は壊れていく。

21世紀になった今日、多くの「個人的な」メールが1対多数のメールに過ぎないことを私たちは理解している。FacebookやLinkedInでも、チャットボットによるコミュニケーションの自動化が始まったようだ。生産性の名目で行われているこの自動化は、単なる詐欺だ。

時間や感情を共有してこそ、人間のコミュニケーション!

チャットボットを使って自分が対応できない数の人間関係を保とうとしている人は、関係の数と親密さを天秤にかけている。人間関係は互いが時間や感情的なエネルギーを「共有」することで成り立つもので、ボットに「会話」を任せても、共有は成立しない。

ネットでのコミュニケーションは次第にボットに占領され、人間関係を築くはずのものがボット対ボットの会話、つまりは全く無意味なものになってしまうのだろうか。

もし誰かがネットで本物の人間とのコミュニケーションを望むのであれば、人間としてコミュニケートするべきだ。

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