話し方教室東京 コラム|結婚式スピーチを頼まれた!まず初めにすることとは?

結婚式スピーチの第一歩

メール・オンラインは、結婚式のスピーチを成功させるため、スピーチ・ライティング専門家のアドバイスを掲載。洗練されたスピーチを意識するのではなく、伝えたいことを自身が理解することが大切だという。

ライターであるデン・ポープ氏は、ジャーナリズムの修士号を持ちメディア業界で数十年の経験を持っている。現在は結婚式のスピーチを専門に、運営するWebサイトを通じて世界中にライティングを行っている。

スピーチの内容を絞り込み、楽しいスピーチを

執筆前に行うクライアントとのディスカッション・ガイドは15項目に及ぶが、その中で基本となるのがスピーチをする人の「思考を狭めること」と「関係を理解すること」だ。

「思考を狭めること」は、思い出を絞り混むこと。スピーチをする相手は、新郎新婦に近しい関係にあることが多く、たくさんの感情や思い出があるためにまとめることが難しい。式場で共有したい話をここで絞り込む。

そして「関係を理解すること」は、新郎新婦との関係、感情を改めて理解することだ。立場を明確にすることで、その人だけが伝えられる内容を見いだせるという。

氏は、インターネット上のテキストを参考にしたり、ジョークを加えたりする必要はないと述べる。結婚式は楽しく過ごすための時間であり、間違っても問題はないので、リラックスして行うようアドバイスしている。

■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室(初心者スピーチコース)

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会