話し方教室東京 コラム-プレゼンテーションとピッチの違いを知り実践せよ!

プレゼンテーションとピッチの違いとは?

「フォーブス」では、プレゼンテーションとピッチの目的は「情報伝達」「説得」であるが、根本的相違があると説明している。

ピッチ(エレベーターピッチ)とは、簡潔かつ短時間のプレゼンテーションと位置づけられる。ただし、単なる情報提供を目的としたプレゼンテーションではない。少数に対する「アピール」が目的となる。

一方、プレゼンテーションは、多数に対して、丁寧かつ詳細に説明を行う。聞き手目線で話し、相手の理解や共感を得ることに重点を置く。

ピッチの目的は相手へのアピールであり、売り込みである

ピッチの目的は「アピール」であり、短い時間内で効果的に情報を伝達して売り込む。例えば、就職面接では自分自身、プロモーションや販売促進では製品やサービスについて、説得力をもって明瞭簡潔に魅力を伝える。

相手の行動変容を促す強いアピールが目的であるため、プレゼンテーションのように聞き手目線では話さない。誰にどのような影響を与えたいのかを考えたうえで、相手がより魅力的に感じる言葉や表現を用いることが重要になる。

相手の承諾を前提として話の構成・展開を考え、相手の行動を刺激して行動変容に繋げるようにアピールする。

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