会話・雑談力の話し方教室(東京)-親子で「時事問題」を話し合う会話のヒント!

家庭での話し合いは、子供の年齢によって会話の仕方を変える

米国では、警察官による黒人差別があったとして抗議デモなどが行われている。WSB-テレビ アトランタは「差別」について親は子供と話す機会を設けるべきだという心理学者のアドバイスを掲載している。

臨床心理学者で、教育期間向けにカウンセリングを行っているピッツ・クラーク博士によると、人種や環境に関係なく、誰もが平等であることを学ぶために、どの家庭でも話し合うべきだとしている。

もちろん、子供の年齢によって会話は変えなければならない。例えば、7歳の子供と、17歳の子供に話すのとではやり方が異なってくる。

小さな子供には言葉の概念を理解させ、少年少女には考えを引き出し正しく導く

小さな子供には、「平等」を学ぶことから始める。難しい話をするのではなく、例えば2人の子供にジュースを渡すとき、1人に少し多めに注ぐとする。

そうすればもう1人の子供は「平等じゃない」と言う。互いに同じように注ぐことが「平等」であり、経験でその概念を理解していく。

少年・少女に対しては、まず何を見たのかを聞き、どう思うかを尋ねてみる。またはどうすれば良いか、どうすれば安全なのかを話し合ってみる。

もし親が答えられないときは、正直に「分からない」ことを話せば良い。自分が親として正論を言い聞かせるのではなく、子供の考えを引き出し、正しい方向に導いていくことが大切だとしている。

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