話し方教室東京 コラム|プレゼンテーションは、完璧よりも正直に!

効果的な伝え方が科学の発展につながる

エイジャン・サイエンティストでは研究発表などで必要なプレゼンテーションのアドバイスを掲載している。効果的に伝えることは、科学の発展につながると述べている。

科学の分野で会議や研究発表は、画期的なものでも、きちんと伝わらなければ発展しない。プレゼンテーション・スキル向上のために練習やストーリーテリングなどいくつかのアドバイスを行っているが、その中に完璧である必要はないというアドバイスがある(2018/09/28)。

プレゼンの内容よりも自分を売り込むことが大事

人々は話を聞いている間、何らかの形で人を判断しているため、うまく説明できなければ話を聞いてくれないと考えがちだ。しかし焦る必要はないという。

うまく話せないときは、聞き手に質問をする余地を与えることにもなる。対話をすることで、お互いの理解につながる可能性が出てくる。ここでは、プレゼンテーションの内容よりも、自分自身を宣伝する、つまり人間性を示すことだという。

分からない時は正直に言うこと

また、質疑応答で「分からない」ときは、正直に言ったほうが良いと述べる。ここで大切なのは質問を理解し、それに答えることであり、あなたのインテリジェンスを示すことではない。

人は正直であることを好むものであり、ときとして無知を認めるほうが効果的だとしている。もともとプレゼンテーションの形式は自由なものであり、その自由をうまく利用できれば、完璧である必要はないとアドバイスしている。

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