話し方教室東京 コラム-30秒プレゼンテーション、エレベータースピーチで売り込め!

人が集中できる時間は、極めて短い

「メディカル エコノミクス」では、「エレベータースピーチ」に関する動画を掲載している。

これまで、人間の集中力持続時間は平均30秒であったが、パソコンやスマートフォン、インターネット、SNSの普及によって7秒まで短くなってしまった。因みに金魚は8秒といわれるので、金魚以下である。

短時間で効果的なプレゼンテーションをするコツ

エレベータースピーチ(エレベーターピッチ)とは、エレベーターに乗っているくらいの短時間、プレゼンテーションを行う手法である。15秒から30秒程度で明瞭簡潔にメッセージを伝えつつ、相手の心をつかむ。

30秒程度といえば、テレビCMと同じ長さである。僅かな時間で、相手に最も伝えたいメッセージを伝えなければならない。聞き手の興味・関心を引き付け、もっと聞きたいと思わせるような内容、話し方・伝え方が求められる。

エレベータースピーチでは、話し始めが重要になる。短時間でメッセージを伝えるには、まず、聞き手の注意、興味・関心を一気に引き付ける必要がある。

人の第一印象は7秒で決まるという。例えば、新聞の見出しのように、最初の一言で相手を振り向かせる。そして、次に明瞭簡潔かつ具体的にメッセージを伝え、最後に聞き手が納得するように締め括る。

■ 記事関連・話し方講座/実戦20分プレゼンテーション能力開発・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会