話し方コラム|女性は、人前で話すことに対しての苦手意識が強い!

女性は男性よりも発言率が低い

ケンブリッジ大学などの研究チームは、研究論文を通して、性別によりパブリックスピーキングに対する嫌悪感・抵抗感・苦手意識が大きく異なり、女性の公の場における発言率は男性に比べ、2.5倍減であると発表した。

質疑応答が多い場合、女性は聞き手に回り、話したがらない傾向が強くなり、発言率が低くなる。研究チームは、10ヶ国35校にて行われた授業・講義250回を対象に、学生の性別と発言率における関係性について検証した。なお、セミナーの男女参加比率は同等であった。

女性の発言率は、状況により異っている

授業・講義・セミナー、話し合い、プレゼンテーションにおける発言(意見を述べる、質問する、質問に回答するなど)の頻度、発言しない理由を調査したところ、女性の発言率は状況によって異なることが認められた。

質問に対する回答を求められる場合、女性は、学力が低い、知識量が乏しい、回答内容に自信がない、周囲より自己の回答内容を誤解釈・誤認識されると不安・緊張を抱き、指名されることに大きな抵抗を感じる。一方、教師・講師が回答を与え、回答に対する意見を尋ねた場合、自己の意見を自由に述べる傾向にあった。

女性はパブリックスピーキングに大きな不安を感じるが、発言率は変えられる

調査結果より、女性は、人前で話すことに大きな不安を感じると分かる。学校の授業・講義、職場の会議・ミーティング、学会、講演会などでの発言率が低い。一方、男性は、パブリックスピーキングに対する抵抗が小さく、話し手に対して質問する、話し手からの質問に回答することを厭わない。

しかしながら、今回の調査では、女性1人が発言すると、女性の発言率が高まり、7.6%増になったとも報告されている。また、最初の質問に男性が回答した場合、女性が回答した場合に比べ、女性の発言率は6%減になった。

研究チームは、話し手が、パブリックスピーキングにおける女性の特徴を考慮することにより、女性の発言率は大きく変わると強調する。

話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/スピーチ,パブリックスピーキング/話し方教室ニュース・スタッフ委員会