話し方教室東京 コラム-人前で話す!スピーチの目的とスタイルを合致させよ

スピーチの目的とスタイルを考えよう

「南フロリダ キャリビアンニュース」では、全てのパブリックスピーキングには目的や意図があるため、状況・目的を考慮したスピーチ形式・スタイルで話を構成・展開する必要があると伝えている。

優れた話し手は、公の場で話す目的に応じてスピーチ形式・スタイルを変えて、話しているという。

祝辞・謝辞・式辞でスピーチする時の目的と話し方

パブリックスピーキングでは、状況、目的や意図に適した形式・スタイルでの話し方が求められる。そこで、スピーチ形式・スタイルを正しく認識する必要がある。

例えば、祝辞・謝辞・式辞など特別な機会におけるスピーチは、主に、聞き手を祝い、楽しませる目的で行う。祝辞・謝辞は、聞き手に対して、お祝いや感謝の意を込めて贈る言葉である。そのため、快活で軽いスピーチが好ましい。

一方、主催者を代表して述べる挨拶である式辞は、形式的なスピーチで考える。

なお、祝辞・謝辞・式辞などは、依頼されて話すケースが大半である。そこで、話し手は、スピーチ冒頭で、自分と依頼者との関係性を明確に説明すると、聞き手が受けるメッセージ性は強まる。

プレゼンテーションの目的と話し方

また、プレゼンテーションなど相手を説得・納得させる、感銘・感動させたい場合、話し手が有する知恵・知識、個人的な経験・体験に基づいた説明を話すと効果的であるという。

プレゼンでは論理的かつ明瞭簡潔で伝えることが重要であるが、特に、冒頭において、プレゼンテーションの目的やテーマを聞き手に対して明確にしておく必要がある。

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