話し方教室東京 コラム-パブリックスピーキングは話し言葉で考えよ!

パブリックスピーキングにおいては話し手の言葉が重要

「ジェナードメソッド」では、パブリックスピーキングにおいては話し手の言葉が大きな力を持ち、書き言葉ではなく、話し言葉で考えると良いと助言している。

パブリックスピーキングに備えて、一字一句まで気を配った詳細な原稿や台本を作成する人は多いだろう。

しかしながら、表面的な見た目にこだわりすぎているかもしれない。パブリックスピーキングでは、整然と書かれた原稿や台本ではなく、話し手が発する言葉に焦点を置く。

聞き手のニーズを正確に把握し、聞き手の求める情報を口語でまとめる

言葉には口語(話し言葉)と文語(書き言葉)があり、シーンに応じて使い分けが重要になる。文語で書かれた文章は纏まりがあり、整っていて見た目は良い。しかしながら、文語で話すと少し分かりにくい。

つまり、文語で書かれた原稿や台本を丸暗記して、一字一句間違えずに伝えられたとしても、聞き手の理解や共感は得難い。そこで、聞き手のニーズを正確に把握したうえで、聞き手の求める情報を口語で纏めると良い。

文語による原稿ではく、口語でパブリックスピーキング内容を考え、話のアウトラインに関わるキーワードやキーフレーズを書き留める。キーワードやキーフレーズを見ながら、話し手自身の言葉(口語)で話せるようになるまで練習を繰り返すと良いだろう。

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