会話・雑談力の話し方教室(東京)-相手に、失礼にならないように会話を終了するコツ!

楽しい会話は信頼関係を高めるが、ぎこちない会話にメリットはない

会話をしているとぎこちない沈黙が起きてしまうことがある。よく知る相手であれば、次のトピックに移ることができるが、よく知らない相手になると区切りをつけるのが少々難しくなるものだ。

ウェル アンド グッドでは、オハイオ州立大学にある医療センターの精神医学および行動健康学部の心理学者・ウェストブルック博士による「失礼にならない会話の終了方法」として、いくつかのフレーズを紹介している。

楽しい会話は信頼関係を高めることができるが、空間がぎこちなくなる場合はお互いメリットはないので、会話を終了した方がよいと博士は述べている。

会話を終了させる際の言葉選びに気を付ければよい

相手に「避けられているのか」「嫌だったのか」と思われたくないのは当然のことだが、会話を締めくくるのに理由を考えるよりも、終了の言葉に気をつければよいという。

使いやすいのが、「そろそろ行かなければいけないので、失礼します」「電話しなければいけないので」「お時間をとらせたくないので」などだ。

そこに「お会いできてよかった」「楽しかった」「またお会いできますか」など、相手に対しポジティブな言葉を添えれば、相手は不快な気持ちになることはないとしている。

また、電話の場合「バッテリーがほとんどないので」と言い訳することもできる。「また今度でよいですか」「おしゃべりできてよかったです」などを付け加えるとよいだろう。

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