話し方講座コラム-若者との会話では、励ます口調で対応するのが効果的!

話し手の「口調」で、若者の反応は変わる

メディカル・ニュース・ツデイは、10代の若者のコミュニケーションに関する研究報告について報じている。彼らの会話の受け止め方やその後の行動は、話し手の声のトーンが影響しているという。

この研究はウェールズのカーディフ大学が行ったもので、雑誌「ディベロプメンタル・サイコロジー」に特集されたものだ。10代の若者1,000人を3つのグループに分け、母親からの録音メッセージを聞かせ、その反応を分析した。

メッセージを「3つの口調」で伝えてみた結果は?

メッセージは「今夜はこの本を読んで」「学校に行く時間よ」などの日常会話だが、「命令するように」「励ますように」「平たんに」の3つの口調で伝え方を変えている。

すると、命令的な口調を聞いたグループはネガティブな反応を示し、励ますような口調を聞いたグループは、平たんな話し方を聞いたグループよりもポジティブな反応を示した。

若者には「励ます口調」の会話が効果的である

研究代表のウェインステイン教授は、親や教育者など、ティーンエイジャーに関わる人は、会話の中で要求するのではなく、共通点を見つけ「励ます口調」で対応することが結果につながると述べている。

またこの研究が「声」の持つ力と、会話における適切な口調の選択がいかに大切かを示すものだとし、今後は声のトーンに対する身体的反応を調べていく予定だ。

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