話し方教室(東京)「朝礼スピーチの話材/目標を達成できる人、できない人」

物事をやり遂げる人と、やり遂げられない人

何かをやろうとして、それをすぐやり遂げる人と、そうでない人がいます。この違いは何でしょう?

勉強でも、スポーツでも、はたまた、部屋の片づけでも何でもよいのですが、ある人は「○○を、やろう」と考え、またある人は「○○を、やろう、いつまでに」と考えます。

前者には、意思(だけ)があり、後者には、意思に、期限をプラスすることで、実行が加わりやすくなります。当然、後者が物事を達成できる人達です。

殆どの人が、物事をすぐにはやらずに引き延ばす

考えてみると、ほとんどの人は、物事を「すぐ」にはやらずに引き延ばしたがります。何事においてもです。やるのが面倒だからです。そのため、明確な期限も設定したがりません。

だから、今日やるべきことを、明日やる。明日やるべきことを、あさってや、しあさって、あるいはずーっと先になってからやることになります。それはそれでよいのです。人生が永遠であれば・・。

人生の時間の有限性を、強烈に意識しているかどうか!

しかし、残念ながら人生には終わりがあります。たかだか長くても百年ちょっとで終わります。

だから物事をいつも引き伸ばしていると、何も達成することもなく、人生の期限が到来してしまいます。光陰矢のごとし、少年老い易く学成り難し、なのですから。

私は思うのです。目標を達成する人と、そうでない人との違いは、「(明確な目標と、)明確な期限を設定するかどうか」の違いにあると。

そしてその本質は、「人生の時間の有限性を、強烈に意識しているかどうか」の違いにほかならないと。

さあて、私もそろそろ、自宅の部屋の片づけをやりましょうかねぇ。今日中に!

でも、気が重いなぁ~。

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