会話・雑談の話し方教室(東京)「理容師・美容師業は『会話業』である! 」

理容師・美容師さんの仕事

月に一度、私は床屋さんにいく。もう15年以上通っている所だ。一回につき、50分くらいでカット&シャンプーが終わる。その間、いつも担当のバーバーさんとは、ほぼしゃべりっぱなしだ。

私は、理容師さんや美容師さんの仕事は、つくづく《会話業》だと思う。
彼らは、手を休めることなく作業をしながら、お客さんを飽きさせないように会話までしている。

床屋さんを選ぶ基準は?

私は、過去に幾つか床屋さんをチェンジしているのだが、その際の判断基準は、①腕は確かか、②会話は楽しいか、なのだ。

まず、腕の確かさは、絶対条件だ。これなしに、理容師・美容師業は成り立たない。でもこれだけでは不十分なのが、彼らの仕事でもある。

私の短かくて少ない髪でも、作業に1時間弱かかるのだから、女性の長い髪でパーマまでかければ、ゆうに3~4時間はかかってしまう。その間沈黙では、お客さんも店員さんもつらい。

「会話・雑談」が必要になってくる理由だ。

思うに、腕のよさだけでは、長期のリピーターは獲得できまい。会話まで楽しくてはじめて、長期リピーター、つまり固定客が獲得できるのだ。

接客業の方が入学される講座とは?

ところで、本学には、「会話・雑談力専門 話し方教室」という講座がある。本講座には、毎月色んな「接客業」の方が、会話・雑談の訓練にご入学になる。

そして本講座で、すぐに1時間の会話も 難なくできるようになっていくのだ。

参考に、最近のご入学者をご紹介しよう。

やはり美容師さん。そして、営業マンの方。介護施設職員の方。変わったところでは、銀座のクラブのチーママもいらした。OL、サラリーマン、主婦はもちろんのこと。

スピーチも、会話・雑談も、後天的能力

実は、スピーチも、会話・雑談も、議論も、すべては後天的能力。つまり、訓練でうまくなっていくしろもの。会話・雑談下手の方の多くは、その原因を「性格の問題」に求めがちだが、それは間違い。

会話・雑談は技術なのだから、訓練すれば、どなたでもうまくなる。だから、悩んだり、あきらめたりしないで、キチンと技術を習得していただきたいものだ、と私は願っているのだ。

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