話し方教室「管理職のための、急なフリでもスマートにスピーチする法」

突然、スピーチを依頼された!

「今から5分、10分話してくれませんか?」

イベントや会議の席で、自社のみならず取引先の社長・役員から、スピーチやプレゼンをフラれることが管理職にはあります。その時、あなたはどうしていますか?

事前に依頼されていれば、話の構成やウケを狙うポイントを考える猶予もありますが、ことが始まる直前に依頼されたら、困ってしまうのが一般的でしょう。

そこで今回は、突然のスピーチを依頼された時のために、あらかじめ押さえておきたいポイントを、管理職の方のためにご紹介致します。

突然のスピーチにもあわてないコツ

1.マイナスで、話し始めないこと

「話し下手なので、何を話せばいいのか迷っています…」と言ったり、「あがり症なものですから…」という言葉でスピーチを始める人がいます。

確かに、いきなりの依頼で話す内容も考えられないような状況ですから、自分に対するハードルを下げたかったり、時間稼ぎをしたいといった意図で、このような前置きをするのかもしれません。

しかし聞き手からすれば、そのようなスピーカーの話は、「聞いてもあまり意味がなさそう」という印象を与えてしまいます。これは損ですよね。

できればマイナスで話し始めるよりも、「(ほんの今スピーチを依頼されたのですが、)皆さまの前でお話をする機会をいただき、大変光栄です」といきたいところです。

そういう台詞を言ってしまうことで、会場のいい雰囲気をつくることもできるのです。

2.情報をたくさん詰め込んで話さないこと

急なスピーチの依頼にあわて、「たくさんの情報を詰め込んで、話をしてしまう」人が多いものです。

その結果、たくさんの情報は話したものの、話の関連性があやふやであったり、論旨不明のまま、スピーチを終えることになります。

また、たくさんのことを話そうとするあまり、話し方も早口になって聞き取れない、ということもまま起こります。

ですから、急にスピーチを依頼された時には、全てのことを話そうとせずに、伝えたいポイントをグッと絞って、そのポイントだけを具体的に話すことを心がけるのがコツです。

3.突然のスピーチの切り抜け方

突然スピーチを頼まれたときには、とっかかりとして、まず何を話し始めれば良いのでしょうか。

スピーチは、「これから話すテーマの紹介→内容を話す→何を話したかテーマを再度確認」というのが基本的なステップです。ですから、この順番で話していくことで安定感が出てきます。

あとは、話の内容を分かりやすくするための工夫も必要ですが、そのコツは先ほども出ましたが、ポイントを絞ること。あわせて、「軸を一つに」することです。

例えば、過去・現在・未来という時間軸。福岡・大阪・東京といった場所の空間軸、あるいは、生産・販売・経理という機能軸などなど、いずれにしろ軸を一つにします。

こうして、軸を決めることで、スジの通ったスピーチを即席でもやりやすくなるのです。

急なスピーチにも動揺しない管理職になるには

みなさんも、これから突然のスピーチ依頼がきたとしても、動揺せずに話せるように、ぜひなってください!

そのための秘訣!

それには、一にも、二にも、「話力の高度化」しかありませんよね。管理職の皆さん、目標を高く持って頑張ってくださいね!

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/スピーチ/学院長監修