話し方教室「カウンセラーに学ぶコミュニケーション・スキル」

コミュニケーションのお仕事、カウンセラー

カウンセラーというと、少し特殊で専門的なイメージがあります。彼らはコミュニケーションを仕事にしているのです。

ですから、対人コミュニケーションで悩んでいる人にとって、カウンセラーはよいお手本になることがあります。

今回は、対人コミュニケーションを円滑にするポイントを、カウンセラーに学んでみましょう。

対人コミュニケーションのコツ

人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は、何を話したら良いのか分からず口を閉ざしてしまったり、話をすることそのものが好きではなかったりと、会話への苦手意識が強い人が多いようです。

中には、あがり症なため、親しくない人とは会話が続かない、という人もいるようです。

そこで、対人コミュニケーションが苦手な人のために、カウンセラーも意識しているコミュニケーションを取る上でのコツをご紹介します。

コミュニケーションで大切なのは、自分から話すことだけではありません。「よき、聞き手であること」、つまり、「聞き上手」は、会話においてとても重要な役割を果たすのです。

人は無意識の内に、自分の思いを聞いて欲しい、自分を認めて欲しいと思っています。そのため、たいていの人は聞くことよりも話すことが好きなのです。

ですから、自分の話をきちんと聞いてくれる人がいると、その人はとても大切な存在になります。

自分主導で話をすることが苦手な方は、聞き上手になるための心得を知っておくことは大切です。

自分の価値観を押し付けないこと

人は何事も自分の主観、自分の価値基準で判断します。それは悪いことではありませんが、会話の途中で「それ変だよ!」なんて言葉を言われてしまっては、相手は続きを話すことをためらってしまうかもしれません。

自分自身は良かれと思って言っていたとしても、それはあなたの価値観にすぎず、あなたの考えでしかありません。

自分の価値観をそのまま相手に押し付けるのではなく、「私の場合は○○だったよ」というように、一つの例として挙げると問題が起きません。

良い質問ができる人になること

聞き上手と言っても、ただ相手の話をうんうんと聞いているだけではいけません。自分から何かを話すことが苦手な人は、良い質問ができる人になりたいものです。

カウンセラーにとっても、「良い質問」ができるかどうかは、重要なテーマです。

さて、良い質問をするコツは、相手のことをよく見ている、観察していることです。

この人は何に興味があるかな。何が好きかな。そういったことを会話の中で観察して見つけ出し、さりげなく投げかけてみるのです。そうすると、そこから会話の花が咲きはじめます。

一方が、または双方が、聞き上手であれば、お互いにとって、会話は楽しいものになります。

聞き上手を見て、マネること

テレビのバラエティー番組の司会など、誰かの話を聞いている時の表情や仕草、視線なども、気にして見るようにしてください。

話しを聞き出すことがうまい人を観察し、その人の真似をしてみます。それだけでも、今よりずっと聞き上手になれることでしょう。

ちなみに、残念ながら他所の話し方教室では、話し方や聞き方がうまくならなかった人達が、本学の話し方講座に入学されることがよくあります。「絶対に上手くなりたい!」方は、本学の講座を受講されるのがよいでしょう。

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