「話し方教室・超入門|職場で信頼される話し方」(じっくり教養 話し方教室東京)

「職場で信頼されたい」「もっと評価されたい」「人間関係を円滑にしたい」——そのように考える人は少なくありません。
一体、信頼される人とはどんな人なのでしょうか。話がうまい人でしょうか? そうではなさそうです。職場で信頼される人とは、安心して仕事を任せられる人。これがどうやら正解です。
今回は、初心者でも今日から実践できる「職場で信頼される話し方」の基本を整理して解説します。
1.職場で信頼される「話し方」の基本
話し方教室の超入門として、まず知っておきたいのは、信頼とは「話し方の印象」から始まるということです。仕事の能力が高くても、伝え方によって評価が変わる場面は少なくないのです。
結論から話す
初心者が最初に身につけるべき基本は、結論から話すことです。職場では、長く話す人よりも、短く整理して話せる人が信頼されます。
たとえば、会議で次のような話をする人がいたとします。①「いろいろ考えたんですが、状況を見ながら進めた方がいいかなと思っています。」②「結論として、計画を修正することを提案します。その理由は2点あります。」
どちらが信頼感につながるかは、おわかりですね。結論から話す。これは、報告・相談・会議・プレゼンテーション・日常会話でも共通であり、大切なことです。
約束を言葉にして行動で示す
職場で信頼される人は、話し方だけで評価されているわけではありません。「すぐに確認します」「12時までに資料を共有します」こうした言葉を使った後に、実際に行動しているのです。
特に初心者は、曖昧な約束を減らすことに努めてください。信頼される伝え方とは「言葉+実行」なのです。
2.信頼を築くための「傾聴」と「承認」
信頼される人は「話すこと」よりも「聞くこと」を重視しているものです。
話を最後まで聞き相手を理解する
傾聴は、職場コミュニケーションの基本中のキホンです。初心者が傾聴スキルを身に付けるには、次の4つを意識することです。①途中で遮らない、②要点を整理して返す、③確認質問をする、④相手の感情を理解する、です。
承認の言葉を増やす
信頼される人は、評価より承認をしています。その承認のコツは、結果だけでなく、行動、存在をも承認することです。たとえば、結果承認なら「目標達成できましたね」行動承認なら「準備が丁寧でしたね」存在承認なら「いつも支えてくれて助かっています」という具合。職場では、存在承認が心理的安全性につながります。
3.信頼を生む「伝え方」と「習慣」
超入門の最後に学びたいのは、話し方の“技術”ではなく“姿勢”です。信頼は、普段の言葉遣いや配慮から生まれるのです。
否定しない伝え方をする
信頼される人は、相手を否定しません。たとえば、「違います」「それでは無理です」とは言わずに、「そんな見方もありますね」「こうしてみたらどうでしょう」と伝えます。
相手の立場を尊重した伝え方は、社内コミュニケーション・会議・マネジメントすべてで効果があります。
感謝・報告・相談を日常化する
初心者でも今日から始められる習慣をご紹介します。それは、感謝を伝えること。進捗を報告すること。相談を早めに行うことです。
例えば、「ありがとうございます」「途中経過を報告します」「相談にのってください」こうした言葉は、職場での信頼残高を増やすことができます。大きな話術より、小さな言葉の積み重ねが信頼を築くためには重要になります。
話し方教室・専門家の視点/酒井学院長の一言
職場で信頼される話し方の第一歩は、上手に話すことでは、決してありません。上記でご紹介しましたように、結論から話すこと。
相手を理解するために聞くこと。否定をしないこと。そして、言葉と行動を一致させることが大切なのです。
これらを続けることで、周囲から「この人は信頼できる」と感じてもらえるようになります。信頼構築は一日にしてならず、ですね。
まずは、できることから、一つずつ実践していってください。その積み重ねが、大きな変化をもたらしてくれますから。
日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄
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