話し方教室東京 教養講座-コーチング効果を高めるコーチの質問!

コーチングにおける質問は、コーチングの成果を左右

「ザ コーチング ツールズ カンパニー」では、コーチングサービスを提供する側として、最適なコーチングの質問を具体的に取り上げている。

コーチングにおける質問は、コーチングの成果を左右するといわれる。それほど、質問は重要な役割を担っている。

コーチ(コーチングする側)が最適なタイミングで最適な内容の質問を投げ掛けることにより、クライアント(コーチングされる側)の理解は深まり、目標達成の実現に向けて「気付き」を促せ、コーチング効果は高まるという。

コーチとクライアントが、コーチング目標およびクライアントの現状を共有する

まず、コーチは、クライアントがコーチングを受ける目的、コーチングによって達成したい目標を正しく理解する必要がある。一方、クライアントは、この質問を通じて、コーチングの目的を明確にできる。

あわせて、「今、自分に足りないものは?」「今、自分のなかで一つだけ変えたいものは?」といった質問を投げ掛けると、クライアントは質問の回答を考えながら、自分の状態に新たな気付きがあり、現状を正確に把握できるという。

コーチングの効果を高めるうえで、コーチとクライアントが、コーチングの目標およびクライアントの現状を正しく共有することは重要である。

コーチングの目標は、細分化して定める

コーチングの目標が明確にイメージできたら、次は具体的にイメージを深めて小目標を設定する。その際、「どのように」「何を」といった5W1Hの質問が効果的であるという。

例えば、「どのように目標達成を確認する?」「目標達成に向けて最初に何を行う?」などの質問を投げ掛け、一歩一歩イメージを掘り下げていく。

また、コーチは、クライアントのタブーに触れそうな話題を確認しておくと良い。信頼関係を築くうえで、お互いに避けるべき話題、避けたほうが無難な話題について認識を合わせることが望ましい。

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