話し方講座|良好な関係を築くために必要なコミュニケーション能力とは?

コミュニケーションが大事とはわかっていても、それが難しい

家族、恋人、友人など、自分にとって大切な人と良好な関係性を構築するためには、コミュニケーションが大きなカギを握っています。多くの人はそれをご存じだと思いますが、そのコミュニケーションがなかなかむずかしいとも思っていらっしゃることでしょう。

では、どうすればよいのでしょうか。今回は、良好な関係づくりのためのコミュニケーション能力について述べてみましょう。

「あなた」よりも「私」を主語にすると、やさしく伝えられる

まず、相手に何か問題を指摘する時の伝え方を考えてみましょう。

そんな時あなたは、こんな言い方をしていませんか?「あなたは、家事を全く手伝ってくれない」。また、「あなたは、いつも遅刻する」と。もし、こんな伝え方をすれば、相手は責められているように感じますから、反論や言い訳をしたくなります。ちなみに、「あなた」を強調する伝え方をYOUメッセージといっています。

では、言い方を変えてみましょう。「私は、あなたが家事を全く手伝ってくれないから、疲れています」。また、「私は、あなたがいつも遅刻するから、困っています」と。これならいかがでしょうか。あたりが柔らかい言葉遣いになったのがおわかりでしょう。このように「私」を強調する言い方をIメッセージといっています。

私達は、相手に何かを指摘する時は、できる限りIメッセージを使うようにしたいものです。その方がよりやさしく気持ちを伝えることが可能になりますから。

会話の時は、アクティブ・リスニング(積極的傾聴)を

次に会話や雑談をする時のことを考えてみましょう。

皆さんに中には、スマホや携帯電話をいじりながら人の話を聞いている人はいませんか?最近の若い人たちは、これでコミュニケーションが成り立っていると勘違いしている様子です。

しかし、これでは、相手の「好感」を獲得したり、「信頼」を得ることは困難になります。人の話を聞く時は、きちんと相手を見ることが基本です。アイコンタクトもちゃんと取って、相手の話を「積極的に聞く」(傾聴する)ことが大事なのです。

要は「アクティブ・リスニング」。これによって「あなたに敬意を払い、興味をもって、話をキチンと聞いています」。そして「理解しています」。そう相手に示すことが可能になるのです。

(2018/10/25記事初出, 2019/06/21記事更新)

©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/会話,雑談力/学院総長監修/入門教養講座・スタップ委員会