話し方教室 教養講座-「質問」でリーダーシップを発揮する!

日常的に質問してくるリーダーは信頼される

リーダーシップという言葉から、どんな印象を受けるだろうか?グループの先頭で意思決定をする、圧倒的な牽引力と言ったものだろうか。そんなリーダーシップを持つリーダーは、スタッフの尊敬と信頼を得られるに違いない。

しかしインシアード・ナレッジによると、日常的に質問をしてくるリーダーの方が信頼を得られるそうだ。質問ばかりしていると、スタッフからその能力や資質を疑われてマイナスイメージを持たれないか不安になるのが常だろう。実際にある調査によると、頻繁に質問をしているリーダーは29%だった。

しかしリーダーが質問をしてくると、スタッフはその姿勢に謙虚さを感じて信頼を持ち、進んで意見を言ったり協力してくれたりするなどのメリットがあると言う。

質問は対人関係を強化する

トップで指示する資質が伴っているか疑わしいリーダーが質問をすると、最初はマイナスイメージを生じると言う。だが無知を公然と認めるよりも質問をしてくれた方がマイナスイメージは少ない上、その謙虚な態度から、信頼できるリーダーだと評価されるのである。

むしろ意思決定を行う前に頻繁に質問してくるリーダーは、対人関係を強化すると同時に、問題解決能力とリーダーシップのパフォーマンスを向上させることができるのである。また職務に定評のあるリーダー、優れた資質を持つリーダーがスタッフに頻繁に質問をしても、その地位は少しも損なわれないと言う。

逆効果の質問もあるので注意する

しかし注意しなければならないのは、何でも質問すればいいわけではないと言うことである。そもそもが質問して謙虚さを感じ取ってもらうことで、スタッフのユニークな専門知識と洞察心を呼び起こすことができるのだから、利己的なタイプの質問はデメリットになるだけである。

たとえば、あらかじめ決められた答えを引き出そうとする操作的な質問や責任を転嫁しようとする怠惰な質問は、リーダーとしての評判を高めるどころかデメリットしか生まれないので注意しなければならない。

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