話し方教室東京 教養講座-危機的状況下におけるリーダーシップのあり方

厳しい状況下のストレスを緩和する

現在、世界的にコロナウイルスのパンデミックに直面している。毎日のように感染者数増加の報道がされ、医療、経済、さまざまなコミュニティに与える影響についても報じられている。

だからこそ、危機的状況にある企業、経営者、経営幹部は、お互いのつながりを失わないように意識して働くことが重要なのである。

NAFCに、現在ビジネスの多くがオンラインに移行したことによる、ストレスを緩和する方法が記されていたのでご紹介しよう。

リーダーはスタッフの「感情」に注意し共感すること

リーダーは今の不確かな時代を乗り切るため、スタッフの感情に注意しなければならない。

実は危機的な状況で人間性と脆弱性を示すと、毎日会っていなくてもチームとの関係が強化される。だから、チームスタッフが経験している現実的な恐怖や不安に対する懸念を、リーダーが共感することが大事だと言う。

そしてスタッフと冗談を交わしたり、仕事について関係のない軽い話をしたりすることでポジティブになり、再び仕事に集中できるようになるのである。

リーダーはスタッフとコミュニケーションを取り、スタッフを守れ

危機的状況時は、何が起こっているのかを皆に知らせるため、定期的なコミュニケーションを取ることが重要である。

不安と不確実性というものは、人々の気持ちを圧迫する可能性がある。その時こそ、リーダーの出番である。優しく励まし、時には同調してスタッフの気持ちを持ち上げるのが、リーダーの務めである。

リーダーは、スタッフや企業のコミュニティを安全かつ強力に守るという、強い意志決定をするべきなのである。

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