話し方教室東京 教養講座-グループプレゼンテーションを成功させるコツ!

グループプレゼンテーションの落とし穴を避ける

ハーバード ビジネス レビューでは、グループプレゼンテーションにおける落とし穴を避けるためのコツを紹介している。

学校からビジネスに至るまで、グループプレゼンテーションの機会は少なくない。しかしながら、例えば、グループ内で役割分担を振り分けたうえで準備を進めてきたのにも関わらず、当日、全体的に纏まりがないプレゼンテーションになった経験がないだろうか。

グループ・プレゼンでは役割分担、チームワーク、協調性が重要に

プレゼンテーションをチームやグループで行う場合であっても、パブリックスピーキングの基本は変わらない。徹底的な聴衆分析に基づき、話の構成・展開を考えることが重要となる。

そして、グループプレゼンテーションでは、役割分担、チームワークと協調性が欠かせない。一人一人に割り振られた役割を果たすことは重要であるが、個々が勝手に独断で進めた場合、チームとしての統一感はなくなる。

そこで、密にコミュニケーションをとりながら、全体に対する自分の役割分担を正確に把握したうえで役割を果たすことが求められる。

資料全体に統一感を持たせ、聞き手が聞きやすい伝え方をグループとして練習

例えば、資料のテキスト形式、フォントとフォントサイズ、文章の様式(敬体「です・ます」、常体「だ・である」、箇条書き、単文)などが異なると、資料全体の統一感がなく、まとまりがない。統一感のない資料は非常に読みにくく、聞き手の注意は逸れやすい。

したがって、グループプレゼンテーションにおいて、複数人にて資料を作成する場合は、資料の統一感を意識する。

また、複数人が入れ替わり立ち替わり話した場合、バタバタと慌ただしい印象と与える。聞き取りにくく、正しく内容を理解できない。話し手おメッセージは伝わりにくく、聞き手の共感や理解を得られないだろう。

そのため、話し手の切り替わるタイミング、間の取り方など相手が聞きやすい伝え方をグループとして練習する必要がある。

このように、グループプレゼンテーションでは、個々が独断的に役割を果たそうとするとチームとしての統一感はなくなり、好ましい結果は得られない。チームとして準備や練習を入念に行うことが重要になる。

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