話し方教室東京 教養講座-うまいプレゼンテーションは、ストーリーテリングで聞き手の感情に訴えて説得!

聞き手は、物事をストーリー形式の筋書きで理解する

ハーバード・ビジネス・レビューでは、パブリックスピーキングにおいて、相手を説得して行動変容を促すには、ストーリーテリングとプレゼンテーションの相違を理解することが重要であると説明している。(2022-04-27)

例えば、プレゼンテーションでは、論理的訴求に焦点が置かれがちである。多くの話し手は、論理的に説明し、聞き手の理性に訴え掛けることを重視しているだろう。しかしながら、ヒトはナラティブ的思考(物語的思考)であり、物事をストーリー形式の筋書きで理解するという。

つまり、聞き手の心はストーリーを求めているといえる。パブリックスピーキングにおいて、聞き手の理解や共感を得て、行動変容につなげるには、感情的訴求が重要になる。話し手には、ストーリーテリングを通じて直感的に話し、感情へ訴え掛けることが求められる。

言語情報・聴覚情報によるプレゼンをストーリーテリングで可視化

ストーリーテリングでは、主題やテーマ、コンセプト、メッセージに関連する体験談やエピソードを話す。

例えば、難しい内容を分かりやすいストーリーで話したり、目新しい内容を話したり、ストーリーテリングにより、聞き手の興味・関心を引き付け、理解や共感を得られる。また、感情的訴求力が高まり、聞き手に対する印象は強まる。

コツとしては、まず、アイデアを思い付く限り、箇条書きでまとめてみる。物語の自然な流れのように、順序立て、筋道を立ててアイデアを書き出す。ただし、書き出したアイデアに不自然さがある場合、そのアイデアは排除する。
そして、各アイデアのコンセプトを動画、アニメーション、グラフ、画像や写真などを用いて可視化する。

聴覚情報は記憶に残りにくく、視覚情報は記憶に残りやすい

言葉といった聴覚情報によるプレゼンテーションは、記憶に残りにくい。一説によると、話し手が発する言葉のみで伝えた場合、聞き手の記憶に留まる情報は、全体内容のうち約10%であるといわれる。

そこで、画像や写真などの視覚情報を加えて、視覚的にも提示する。視覚情報は、聴覚情報と比べて記憶しやすく、全体内容の約65%は記憶に残るという。

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