スピーチの話し方教室(東京)|パブリックスピーキングでは全体の表情を観察せよ!

特定の聞き手の表情から、全体の感情・反応を推測することに注意

パブリックスピーキングにおいて、話し手は、聞き手の表情を通じて感情、反応を判断できる。例えば、自らのアイデアを売り込む際、あなたは、聞き手の表情を見て、内容に対する興味・関心や理解度合いを確認するだろう。表情は重要なコミュニケーションツールであり、表情を通じて相手の感情を読み取れる。

ハーバード・ビジネス・レビューは、最も感情的な肯定的感情および否定的感情に着目し、特定の聞き手の表情を通じて全体の感情・反応を推測すると過大評価になると指摘する。

パブリックスピーキングでは全体の表情を通じて感情・反応を判断すること

人前で話す際、話し手は、喜怒哀楽といった感情が表情に表れる、表情が豊かである聞き手を見がちである。一方、表情の変化が少ない聞き手には注意が向かない傾向にある。

ハーバード大学、ハーバード・ビジネス・スクールなどが行った群集心理に関する研究によると、特に、聴衆が大規模である場合、話し手は、小規模と比べて、特定の聞き手の表情に着目しやすくなり、注意バイアス(繰り返し考える状態が続くと知覚が影響を受けること)は大きくなる。

注意バイアスと否定的な表情は、肯定的な感情以上に強い関連性をもつ。つまり、話し手が、聞き手の表情から感情・反応を判断するうえで、最も感情的な聞き手など激しい感情に偏ると、より否定的な評価になるという。

つまり、パブリックスピーキングにおいて、話し手は、特定の聞き手ではなく、空間全体を見渡し、全体の表情を通じて感情・反応を判断することが求められる。

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