話し方教室東京 教養講座-グローバル・パブリックスピーキングを成功させるポイント!

グローバル・パブリックスピーキンは異文化コミュニケーション

「ビジネス ツー コミュニティ」では、グローバル・パブリックスピーキングにおいて自信をもって明瞭簡潔に伝えられ、聞き手に強い印象を与えるコツを紹介している。

グローバル・パブリックスピーキングは異文化コミュニケーションであり、言語、文化、宗教、価値観、生活環境などが異なる相手に対してスピーチやプレゼンテーションを行う。

日本語であっても人前で話すことには緊張や不安が付きまとうが、グローバル・コミュニケーションでは「異文化対応力」「グローバル・コミュニケーション力」が求められ、話し手にとってハードルは上がる。

聞き手に対する理解を深め、聞き手視点でメッセージを伝える

パブリックスピーキングにおいて、聞き手の興味・関心を集め、理解・共感を得るには、徹底した聴衆分析が欠かせない。聞き手に対する理解を深め、聞き手視点でメッセージを伝えることが、パブリックスピーキングの基本といわれる。

異文化コミュニケーションであるグローバル・パブリックスピーキングの場合、相手の文化を客観的に理解して尊重する姿勢が重要になる。

自分と異なる文化をもつ聞き手に対する理解を深めるには、例えば、その国に関するニュースを見たり、観光ガイドブックや旅行ガイドブックを読んだりすると良い。また、聞き手と同じ文化圏に知り合いが居る場合は、文化や生活など、その文化圏に関する話を聞いてみると、さらに身近に感じられるだろう。

聞き手に対する理解が深まると、相手にとってタブーとされる言葉や表現、表情やジェスチャーなどを避けられる。あわせて、聞き手の文化圏における表情、仕草、ジェスチャーの意味合いが分かり、聞き手の反応も正しく把握できる。

母国語が異なる相手には明瞭な発音で、ゆっくり話す

例えば、日本人の話し手とアメリカ人の聞き手など、話し手と聞き手の母国語が異なる場合、話し手は、話し方を意識する必要がある。少しゆっくりめに話し、一語一句分かりやすく、はっきりと発音する。キーワードや重要事項は、少し大袈裟に口を動かして伝える。

また、話し手のメッセージを正しく伝えるには、口語表現や日常会話表現は避けたほうが無難であるという。話し言葉による表現をキッカケに聞き手による推測や誤った解釈が生じる可能性があるという。

■ 記事関連・話し方講座/外資系リーダーの話し方教室

■ 話し方教養講座提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会